12月, 2020 | ㈱石丸電機

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採用担当：稲垣
電話：０５７４－２６－１３６５
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こんばんは(^^♪
今日は「旧車(R12仕様)　エアコン修理」の紹介です(^^）

石丸電機では、開業当時よりカーエアコン取付（昔の車は後付けでしたので・・・）・修理を行いその歴史・経験は60年以上になります。
これまで多くの車両を修理させて頂きましたので、国産車はもちろんですが旧車・輸入車も修理も得意です。

さて、今回のお車はコチラ！！！！
　
日産　ハコスカ　スカイラインです★
ご入庫頂いた際は、いやもう・・・言葉が出ません( ﾟДﾟ)
博物館レベルの綺麗なボディー・エンジン音・オーラ　全てにおいて感動ものですm(_ _)m

今回の修理内容は、「クーラを入れても、冷えない( ﾟДﾟ)」という事です。

現象確認すると、問診通り全く冷えません・・・
当時は後付けのエアコンになりますので、システムはアナログな仕様でございます。
取付資料や配線図は一切ありません、現物・配線を１つ１つ読み解きながらの修理となります。
これぞまさに「電装店」の仕事の１つです。

　
慎重にばらしながら診断をしていきます。
どうやらエアコンスイッチをONにしても車両（コンプレッサ）が反応しない様です。

この様な場合、配線の断線・スイッチ本体不良等様々な要因が考えられますが・・・
　
点検していくと・・・スイッチ本体が上手く作動していない事が分かりました。
ならばスイッチ本体を交換！といきたいところですが、車内の雰囲気にマッチしたスイッチが入手できません(*_*)
当然当時のスイッチなど手配はできません・・・
ならば現物修理です！！

幸いアナログなスイッチでしたので、ちょこちょこと手直しをすれば復活させる事ができました★

この修理により無事に冷える様にはなりましたが、これから先も安心してお乗り頂ける様もうひと手間かけさせて頂きました。
それは「プレッシャースイッチ」の取付です。
今のお車には当たり前の様についているプレッシャースイッチですが、ハコスカには付いておりません。
付いてないままですと、ガス漏れ等不具合が起きた際もエアコンは作動し続けてしまいコンプレッサやエアコンサイクル全体の破損に繋がります・・・

そうならない様、「プレッシャースイッチ付きレシーバ」に交換させて頂きました。

本体の取付だけでは機能しませんので、リレーを用い新たなエアコン回路を作成しました。
これにより冷媒不足になった際はエアコンがOFFしますので故障を防ぐことができます。

最後に、真空引き・ガスチャージです。
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R12エアコン冷媒も常時在庫がございます。
お店によっては、代替フロンガスを充填するケースもある様ですが、代替フロンですと修理したのにも関わらず、再び故障してしまう可能性もあるので弊社ではR12ガスを充填します。