ホンダ CR-X R12 エアコン修理(ベルト交換・プーリー交換・基板修理)行いました!
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こんばんわ(^^♪
今日は「R12エアコン修理」の紹介です。
お車はコチラ。
ホンダ CR-Xです。
珍しいお車ですね(^^♪
石丸電機の夏はこの様な珍しいお車・旧車が多く入庫いたします。
近所のおじさま方が「いい車だね・懐かしいね~」とお話下さることもちらほらございます(^^♪
さてさて、今回のCR-Xは「昨年購入したが、この夏エアコンが一切効かない・・・」という事でした。
購入した車屋さんからは「ガスを入れれば冷えるよ~」と言われたそうですがどうでしょうか???
診断していきます。
エンジンルームを確認すると・・・
ん? あるべきエアコンベルトがありません(+_+)
この時点でガスを入れても冷えないことは確実です・・・
そして何か嫌な予感がします。
エアコンベルトは在庫があるのですぐに交換できるのですが、なぜベルトが無いのか?
意図的に外されているのか? はたまた別要因で切れてしまったのか・・・・
点検していくと、ベルトが掛かっているプーリーがロックしていました(+_+)
プーリーがロックし、ベルトが切れてしまったと考えられます。
プーリーを交換したいところですが、新品は生産終了・部品商にも在庫はありませんでした。
プーリーASSYを車から外してみると、ベアリングだけ打ち換え出来る事が分かりました。
昨今ベアリング交換はほとんどありませんが、電装店ですのでオルタネータオーバーホールの際にベアリング交換は当たり前の様に行っておりましたので、難なく交換でき解決しました★
プーリーも直り、ベルトも新品を掛け エアコンサイクルのメカニカルな部分は直りましたので、真空引きを行い、R12をガスチャージします。
これで冷えてくれればありたいですがそうはいきませんでした。
コンプレッサが入ったり・切れたり・はたまた調子しく動いたり作動が安定しません。
幸いにも作動する時は冷えることが分かりましたので、なぜこの様に不安定な作動なのか調査します。
配線図はありませんでしたので、テスターを駆使して1本ずつ配線を解読していきました。
するとエアコンパネルに不具合がある事が分かりました。
エアコンパネルも廃盤になっており、中古品が1点あるのみでした。
この中古品がプレ値がついており高かったです(・_・;)
なので現物修理出来ないか確認します。
周りのパネルを外しエアコンパネルに到達しました。
このエアコンパネルを指でかる~~くチョン!とするとエアコンが止まったり・動いたりします。
この様な場合、配線の接触不良や基盤の半田浮き・割れなどが起こっていることが多いです。
予想的中でアース回路の他何カ所か半田割れが見つかりました。
半田の点検は虫眼鏡で1つずつ確認していく地道な作業となります。
半田の修理を行い、安定して動く様になりました(^^)
試運転も行いキンキンに冷える様になりました。
現状ガス漏れも見受けられませんでしたので、一旦ご納車させて頂きました(^^♪
色々な問題は発生しましたが、1つ1つ解決し無事に冷える様になり担当メカニックもフロントもほっといたしました★
お客様にも大変お喜び頂きました。
ご依頼ありがとうございました。
エアコンが効かない・効きが弱い・・ ・
そんな時はぜひ石丸電機へ(^^♪
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